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GS SPECIAL

ギア特集, 編集部のウェブコラム

Vol.28 :: 弾道の高さを合わせるアイアン選び

ウェブコラム Vol.27 ウェブコラム Vol.28

マスターズが終わり、小平智がツアー初優勝を遂げ、俄然ゴルフファンの注目を集めるPGAツアーだが、4/5発売で掲載のマスターズ出場選手のクラブセッティング特集で、興味深い事実を発見した。それは、PGAツアープロのアイアン構成だ。キャビティバック形状、マッスルバック形状の使用率はほぼ同数で、数字上ではキャビティがわずかに上回っている。
だがマッスルユーザーでも、ロングアイアンだけキャビティタイプをチョイスしたり、中空タイプのモデルを入れたりする選手がほとんどだ。ツアーのコースセッティングを考えると、飛距離もそうだが、グリーンを狙うショットには高さが必要で、上から落としてグリーンで止める弾道が求められているのだ。低スピン傾向が高まるウレタンボールで高さを出すためには、キャビティ形状がうってつけという訳なのだ。

Tiger Woods

そこから派生して、意外と多いのが4~6I(or 4~7I)をキャビティ、その下をマッスルとする、いわゆるコンボセッティング。タイトリストでは4~6IをMB718、7~9IをCB718に。キャロウェイでは4~5IをXフォージド、6~9IをAPEX MBにしているケースが多いようだ。こうすることで弾道の高さは揃えられるようにはなる。だがモデルが異なれば重心距離などの操作性が変わることも考えられる。その辺のところは、試打しながら上の番手から下の番手まで同じ感覚で打てるように調整できる環境を備えるツアープロならではと言えるだろう。

Tiger Woods

厳しいコースセッティング攻略のためには、道具を駆使することがPGAツアーでは鉄則なのだ。一般ゴルファーにとってコンボにすることは、2セット必要ということと、キャビティからマッスルにスムーズへ振りやすさをつなげる難しさから、現実的ではないが、面白い構成ではある。
(2018.05.13)

PGAプレイヤー, 編集部のウェブコラム

Vol.27 :: Tiger Woods ――今度こそ、完全復活と呼べるかもしれない!

ウェブコラム Vol.27 ウェブコラム Vol.27 今年の1月25日、ファーマーズ・インシュランス・オープンでPGAツアー復帰を果たしたタイガー・ウッズ。コースの隅々まで知り尽くしたトーリーパインズで開催されるこの試合を復帰戦に選んだのは、ある程度予想はできた。実戦の感覚を取り戻すフィールド、タイミングとしてこの試合がベストだった。予選通過し4日間戦えたことも本人の中では収穫だったに違いない。そして2戦目に選んだのは自らが主宰する「TGRファンデーション」がトーナメント運営を行なうジェネシス・オープンだった。昨年はケガの影響で、エントリーしながらも直前で棄権した大会。これを期に、再び表舞台から姿を消してしまったのだ。

Tiger Woods

「体への不安はない」。これまでの状態と違うことは、復帰初戦のパフォーマンスを見ても明らか。もちろん、まだまだ完全ではないが、そこに期待感を抱かせるものがあったのは事実。ジェネシスの水曜日のプロアマ戦ではそんなギャラリーがタイガーの組を取り囲み、熱狂した。ファーストラウンド、セカンドラウンドもタイガーの組は異様なボルテージに包まれていた。同組のジャスティン・トーマス、ローリー・マクロイは、熱くなるギャラリーに苦言を呈したことでも話題となったが、それもこれもタイガーの注目度の高さを改めて証明させたに過ぎなかった。結局2日間でタイガーは会場を去ることになり、ババ・ワトソンの2年ぶりの優勝でトーナメントは幕を閉じた。

ゴルフファンは、なぜそこまでタイガーに熱狂するのだろう。今のPGAツアーは、多くのスター選手がいる。ダスティン・ジョンソン、ジャスティン・トーマス、ジョーダン・スピース、ジェイソン・デイ、ローリー・マクロイ、ジョン・ラーム......。戦国時代の武将のように、次々と天下が入れ替わる構図も面白いが、最強を誇っていた頃のタイガーのような絶対的な存在を待ち望んでいたのではないだろうか。ヒーローが好きなのは、万国共通。タイガーに期待してしまうのは必然だったのだ。

Tiger Woods

ジェネシス・オープンの翌週、ホンダ・クラシックにタイガーは出場した。最終日、タイガーチャージの片鱗も見ることができ、12位でフィニッシュ。マスターズは、すぐそこまで迫っている。前述の彼らトップランカーの中に、タイガーが加わったオーガスタの最終日は、どんな空気に包まれるのだろうか。きっと誰もが待ち焦がれた風景が、そこに広がっているだろう。
(2018.03.01)

アマチュア競技情報, ギア特集, 編集部のウェブコラム

Vol.26 :: 2017日本ミッドアマのギアランキング番外編「ミッドアマ出場者の75%がウッド型UTを使用している!」

ウェブコラム 2017日本ミッドアマのギアランキング番外編!

2017年11月に開催された日本ミッドアマチュアゴルフ選手権。ゴルフスタイルVol.96では、出場全135名の使用クラブとドライバースイング写真を掲載しました。特集内のギアランキングではドライバーからボールまでをランキングにしましたが、そこでは掲載できなかったユーティリティの使用者数を出してみました。彼らがどんなモデルをどのように使っているのでしょうか?

モデル別Utilityランキング
モデル別ランク1位のタイトリスト915H
モデル別ランク1位のタイトリスト915H
順位 使用者数 モデル名
1 6 タイトリスト915H
2 5 タイトリスト910H
3 4 ブリヂストンゴルフ・ツアーB XD-H
4 4 タイトリスト816H1
4 4 オノフ・フェアウェイウィングスKURO
6

3

ホンマTW737UT
6 3 ホンマTW727UT
6 3 テーラーメイドM2レスキュー(2017)
6 3 タイトリスト913H
6 3 タイトリスト818H2
11 2 ロマロRayタイプR
11 2 ロマロiブリッド・チャプター2
11 2 ホンマTW737UTc
11 2 ブリヂストン・ツアーステージX-UT(2013)
11 2 ピンG400
11 2 バルドTTプロトタイプUT
11 2 テーラーメイドM1レスキュー(2016)
11 2 ダンロップ・スリクソンZハイブリッド
11 2 ダンロップ・スリクソンZ H45ツアー
11 2 ダンロップ・スリクソンZ H45
11 2 タイトリスト909H
11 2 キャロウェイBBアルファ815
11 2 アブロードU-440
11 2 AグラインドUTプロトタイプ
※複数本入っている場合、最もロフトの立っているモデルをカウントしています メーカー別Utilityランキング
メーカー別ランクではナショナルメーカーが上位に名を連ねる中、パーツ系ブランドとして6位にランクインのロマロ
メーカー別ランクではナショナルメーカーが上位に名を連ねる中、パーツ系ブランドとして6位にランクインのロマロ
順位 使用者数 モデル名
1 25 タイトリスト
2 11 テーラーメイド
3 10 ブリヂストン
4 9 ホンマ
4 9 ダンロップ
6

5

ロマロ
7 4 キャロウェイ
7 4 オノフ
9 2 マルマン
9 2 ピン
9 2 バルド
9 2 コブラ
9 2 カムイ
9 2 アブロード
9 2 Aグラインド
Utilityの本数は?
UT1本セッティングがミッドアマでは主流
自分のスタイルに合わせたUT3本使いも少なくない!
UT1本セッティングがミッドアマでは主流(写真左)
自分のスタイルに合わせたUT3本使いも少なくない!(写真右)
本数 使用者数
1本 47人
2本 37人
3本以上 18人
モデル別ランキングを見ると、最新モデルではないUTが目立つ。やはり、飛距離よりも正確性が重視されるクラブであるため、ヘッド形状や球質、操作性で気に入ったものが長く使われているようだ。人気のメーカーはタイトリスト。ツアープロでも契約外でタイトリストのUTを採用するケースも多く、少なからずミッドアマの選手にも影響を与えているのだろう。以前このコラムで紹介した、「プロツアーで何だか見かけるUT!」で紹介したタイトリスト915Hがモデル別で1位となった。
 UTを1本でもバッグに入れている選手の数は、出場135名中102人という結果となった。彼らの使用本数を見ると、1本のみ使用している選手が約半数。フェアウェイウッド2本(3W、5W)の次の番手として入れているケースが多く、アイアンは4番からという構成だ。同様に2本のUTを採用している選手は、4番アイアン替わりの1本が増えるか、3Wの次に2本入れるというどちらかのようだ。

 一方、UTを使用していない33名はどのようなクラブセッティングになっているのか!? というと、ロングアイアン派、ショートウッド派、そしてフェアウェイウッドすら採用しないアイアン派がいる。中にはアイアン型UTを選ぶなどの工夫も見られる。
 何を使うかではなく、結果がすべてであるゴルフクラブの選択。ウッドとアイアンをつなぐ番手として、キーとなるのがユーティリティ。ウッド型にしろ、アイアン型にしろ、慎重に選ぶことをお勧めしたい。


(2017.12.22)
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