
だいたい44.5インチというデータが出ました。
やっぱり男子プロは45インチを切る長さで使用しているようです。一番長い選手で47インチの片山晋呉。短い選手で44インチ。プロの世界ではシャフトの長さで飛ばすというよりは、正確性を重視しているという数字でしょうか。平均の飛距離は280ヤード前後でしょうか。この距離でフェアウェイに置いていくには、44.5インチが適正と言えるのでしょう。
※各メーカーでドライバーの長さの測り方が違いますが、メーカー発表の数値で算出しています。

この数字で言えるのは、平均280ヤードを飛ばす男子プロが、もっとも気持ち良く振れるクラブのバランス。44.5インチで、D3まではいかないスイングウェイトで彼らはちょうど良いのでしょう。その幅はD1~D6。もちろん長さに影響する数字ですので、自分が振りやすいクラブの目安として知っておきたい数字です。

重心構造が浅いモデルが出てきている影響で、ロフトアップなどと言われていますが、平均値をとるとこの数字。7.5°~11.5°の幅。スイングやドライバーの重心位置、シャフト特性によって適正ロフトが変わってきますが、この9.5°という数字はプロでもそこまでロフトが立っている訳でもないというデータでしょう。
4I~9I(6本) |
5人 |
 |
5I~9I(5本) |
9人 |
5I~PW(6本) |
26人 |
4I~PW(7本) |
44人 |
3I~PW(8本) |
29人 |
6I~PW(5本) |
2人 |
4I~AW(8本) |
1人 |
3I~9I(7本) |
1人 |
さすがのツアープロというか、まだまだ3Iを使う選手が少なくない。4番アイアンからPWの7本セットという選手が多く、平均本数もそれに近い数字が出ました。PWをセット外のモデルを使用する選手は15人と全体の10%弱で、PGAツアーではこの数字が反対な点も興味深い。洋芝、和芝の違いなのでしょうか? よくチェックして見てください。
0本 |
37人 |
1本 |
46人 |
2本 |
29人 |
3本 |
5人 |
平均をとるとこの数字。実際は7割弱の選手がUTを最低1本は使っていることが分かる。残りの3割の選手は、FW2本にアイアン型UTというケースが多く、そこは選手によって好みが分かれるところ。ボール性能がロースピン傾向になっていることも影響して、高さの出るクラブで飛距離を出す方向に向いていることは確かなようです。